行政書士の試験勉強を始めるその前に
2021/09/27
私が横浜市泉区で行政書士となる前に頑張ったこと、行政書士試験に合格するまでにやってきたことをいくつかお話ししようと思います。
試験に合格するには、個人差もありますが1,000時間程度の学習時間が必要です。
私は年齢が高かったうえに畑違いのところから来たので数倍かかりました。
行政書士試験のために何を勉強するかというと、基礎的な法律の憲法、行政法、民法、商法、それから一般知識と文章読解です。
試験では法規選択問題43問と記述式3問、一般知識と文章読解の選択式で14問、合計60問あり、これを3時間の制限時間内に回答する必要があります。
試験では読まなくてはいけない文章量も多く、設問だけで10行近く、選択肢でも2,3行にわたるのはザラです。文章をそのまま読むと、読むだけで3時間以上かかってしまいます。
また、長文での要点を掴む訓練をしなければ、設問の文章の要旨がわからず、いくら考えても答えが出ないことにもなります。
私は行政書士を目指す前に宅建士の資格を取りましたが、最初の試験では宅建の勉強方法では全く歯が立たず、読むだけで精いっぱいで撃沈しました。
行政書士を目指す方には、法律の勉強の前に速読や文章読解の訓練を強くお勧めします。
暫く勉強を続けてわかりましたが、試験問題はいくつかの規則性をもって作られているのでそのパターンを頭の中に入れて勉強すれば、試験問題を読む時間が短縮されて浮いた時間で他の勉強ができるようになる、ということがわかりました。
また、私が躓いた経験から試験勉強についていくつかトピックをピックアップしようと思います。